チョップってなに?

チョップとは?

今回はDubstep DJの技の1つである「CHOP(チョップ)」について解説します。
前回の記事でまとめたダブルドロップの延長上にあるもので、そちらを読んでからの方が分かりやすいかと思います。

簡単に説明すると、

「CHOP(チョップ)」とは、フェーダーを使って交互に音を出すDJの技

©KOZIK (https://www.instagram.com/reel/Cw0hRtIv0dg/?igsh=cXlxOTNlMWo0anhm)

↑こんな感じの動きです。

どうやってるの!?

具体的にチョップとは何をやっているのかを解説していきます。

主に、縦フェーダーチャンネルフェーダー)というツマミを使ってやります。
この縦フェーダーとは、ミキサーという曲を繋ぐために音量や質感の調整をするDJ機材があり、
そのミキサーの中の音量を調節する部分です。

この縦ラインの4つ並んでいる平べったいツマミが縦フェーダー

ここで、2曲同時に再生しダブルドロップがしてある状態で、縦フェーダーをリズムに合わせて交互に上下すると、2曲の音が綺麗に交互に出ます。
たったこれだけです。

この縦フェーダーを動かしている姿が、まるで”音を切り刻んでいる”ように見えるので、
チョップ」と呼ばれるようになりました。

しかし、このシンプルなチョップ、かなり奥が深いです…!
曲の組み合わせや、音を刻むタイミングによって聴こえ方が大きく変わったり、パフォーマンス面においてもフロアを沸かせる重要な技になります。

実際にチョップをしている様子を次の項目で紹介したいと思います!

カッコいいチョップ場面集!!

簡単に「チョップ」について説明してみましたが、文章だけでは伝わりにくいので、参考にいくつかカッコいいチョップの動画を紹介します!

CHOP CITY TOUR III FEAT. SHIVERZ LIVE @ KONTROL ROOM

こちらはGramGreeneというチャンネルで公開された、Riddim Dubstepを中心にDJをするSHIVERZのライブ動画です!
CHOP CITY TOURというライブツアー名がついてるくらい、めっちゃチョップをしてます。
特に注目すべきは 18:04 のところです!
この華麗な手捌き、おわかりいただけるだろうか。曲のおいしい部分を知り尽くした上で気持ちよく交互に音を出しています!!
まさに、チョップのお手本とも言えるプレイに全体を通してなっております!!

このGramGreeneというチャンネルでは、DJの真後ろから撮影したライブ映像がVlog形式でたくさんあります!
かなり見応えのある動画がたっぷりあるので、是非チェックしてみてください!!

BENZMIXER!!!™ DUBSTEP SET [HAVOC – QUEENSLAND]

こちらはBENZMIXER!!!™のDJプレイを短くまとめた動画です。
BENZMIXER!!!™︎の細かなチョップにより2曲のサウンドが、綺麗に刻まれております!
0:00のダブルドロップ、チョップの後0:10からセカンドドロップと共に、違う曲をダブルドロップしているのがわかりますでしょうか?
チョップをすることでダブルとは違った聞こえ方になり、目でも耳でも楽しめるDJテクニックです!

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