ALAN SHIRAHAMA プロフィール
2012年11月、GENERATIONSのパフォーマーとしてメジャーデビュー。
2014年4月にEXILE新パフォーマーに決定し、EXILEに加入。
GENERATIONSのリーダーも務め、EXILE/PKCZ®と兼任しながら活動している。
2022年にはForbes JAPANが選出する、世界に多大な影響を与える30歳未満の30人 「30 UNDER 30 JAPAN 2021」を受賞。
さらに近年では俳優の他に楽曲制作活動も手掛けており、さまざまなアーティストに楽曲提供するなどマルチに活動の場を拡げている。
2022年4月には、オランダの音楽レーベル「STMPD RCRDS」から日本人としては初めてとなるデジタルシングル「Facts」をリリースし、海外ソロデビューも果たした。
2015年より本格的にALAN SHIRAHAMA名義でDJとして活動を始め数々のイベントに出演。
BASS HOUSE、Tech House、Dubstepなどベースミュージックを軸としつつダンスで培ったグルーブを武器にHip Hop、Pops、House、Discoなどジャンル問わず幅広くプレイ。
楽曲の制作もするなど、世界でも活躍が期待されている。
そして12ヶ月連続リリースの第9弾「THE VOW」のリリースを記念して、我々DUBNEEZメンバーでALAN SHIRAHAMAさんにDubstepのことを中心にインタビューさせて頂きました!
アーティスト「ALAN SHIRAHAMA」をより深く知れる内容となっていますので、是非最後までチェックしてみてください!
ALAN SHIRAHAMAにインタビュー!!
DUBNEEZ – よろしくお願いします!
まず初めに、いつ頃からDubstepを聴き始めていたのですか?
ALAN SHIRAHAMA – 多分初めて聴いたのが2011年くらいですね。GENERATIONSのイベントでSkrillexとかのダンスミュージックを踊ってたりはしていました。でもその時は、エレクトリックな音楽が自分は好きみたいな認識で、Dubstepというジャンルは認識していませんでした。
ある時、握手会でファンの子から
「これ私の好きなジャンルでDubstepって言うんですけど、好きなミックスCDあげるので聞いてください」
とCDを頂いて、それを聴いてみたら
「ヤバイ!確かに俺が好きなサウンドだ!」となって、そこで初めてDubstepというジャンルを認識したのをすごく覚えています。
そこから色々調べて昔のSkrillexのアルバムを聴き返したり、Kill The NoiseやZomboyを聴いたりしてハマりました。
それが僕のDubstepとの出会いですね。
DUBNEEZ – そうだったんですね!
今上がった名前のDubstepアーティストの他にも好きなアーティストはいますか?
ALAN SHIRAHAMA – Skrillex、Kill The Noise、Zomboyはもちろん、バンドっぽいメタルの要素も入ったSullivan KingやKayzoも好きですし、最近だとSubtronics、Ray Volpe、HOL!、Crankdat、Eptic、MUST DIE!、SVDDEN DEATHとか、上げていったらキリが無いですけど好きですね(笑)
今年のマイアミのUltra Music Festivalに行ったんですけど、僕的にベストDJはSpace Lacesでしたね。彼はDubstepはもちろんのこと、Bass Houseもやったりで何でもできる人で凄かったです。僕はずっと好きなので、いつか日本でも観たいですね!
DUBNEEZ – 名前出したらキリが無いのあるあるですよね(笑)
ちなみになんですけど、ALANさんが我々DUBNEEZを知ったきっかけは何ですか?
ALAN SHIRAHAMA – Twitterですね。Dubstepの過去のアンセム曲を紹介した記事とかを色々読んで知りました。
日本でダンスミュージック全般を取り上げるネットメディアとかはちらほらあるけど、Dubstepに特化したものはあまり見たことがなかったです。このカルチャーを広めてくれる稀有な存在だなと思います。
DUBNEEZ – そこから知っていただけたんですね!ありがとうございます。
楽曲制作はいつ頃から始めていたのですか?
ALAN SHIRAHAMA – 2011年頃にLogicで編曲をやり始めていたんですが、2015年頃からしっかり作曲の勉強をし始めましたね。作曲するようになってからAbleton Liveに乗り換えました。
小さい頃にピアノを習っていたりしたことは無かったので、コロナ渦のときにピアノを買って音楽理論とかを学び始めました。
今はまだ全然弾きこなせていないですが、DTMで打ち込みで何とか制作しています(笑)
DUBNEEZ – その辺りの時期から始めていたんですね!
せっかくの機会なので結構踏み込んだこともお聞きしたいのですが、好きなプラグインはありますか?
ALAN SHIRAHAMA – 最近だとManglerです。
ダイナミクス系のエフェクトプラグインで、優秀すぎてほぼ全部に挿してます。ノブも少なくて分かりやすいのでパッと見た印象でかけられるんですよ。
ディストーションをかけるノブもあったり、ちょっと弱いなと思ったシンセに挿して音圧を上げたりしてます。全部に挿すとバリバリになっちゃうので、ちょっとずつ1、2%くらいかけたりしています。
DUBNEEZ – インストゥルメンタル(楽器)のプラグインだと何をよく使われていますか?
ALAN SHIRAHAMA – Serum等も使っていますが、今はNexusがメインです。
Dubstepとかを制作する時は、サブベースだけをMIDIで打ち込んでプラグインから直接鳴らして、上物などはサンプルをチョップしたり、Serumでサウンドデザインした音をフリーズしてバウンスさせてから、色々乗せていく方法が最近の僕の主流ですね。
ダンスミュージックの制作に対して思うところは、コード感とかスケールを重視しなくても良いところですね。
ポップスとかの制作だと、ちゃんとAメロとBメロとサビを作って、コード進行や展開を作って、2番も考えてDメロも考えてみたいな。大変だなと思いながら作曲していますね。
DUBNEEZ – 貴重なプロダクションの秘訣を知れて興奮します!!
DJ活動でもお聞きしたいことがあるのですが、2月にBeginningが主催したHamdi東京公演の際に、シークレットゲストとして出演されてフロアを大いに沸かせていましたが、その時の感想はどうでしたか?
ALAN SHIRAHAMA – めちゃくちゃ楽しかったです! 普段のDJをする時はファンの前でやるようなダンスミュージックが軸のイベントがどうしても多く、実力試しできるところでやりたいとずっと考えてました。
過去にも何度かシークレットで出るイベントはあったけど、Hamdiのイベントに呼ばれた時はもう絶対やりたいなと思って、実際DJ中も自分の曲を8曲くらいや自作のEditをプレイして、フロアの盛り上がりを感じて楽しかったですね。
今後自分が目指したいこととしては、EDM=チャラいみたいな印象が少なからずあって、そのイメージをうまく変えていきたいなって思っています。
DubstepとかBigroomとかTechnoとか、全部ひっくるめてEDM=チャラい音楽みたいな感じの認識になってるのがすごくもったいないなと思っているので、そうじゃないんだよ!というのを推していきたいですね。
DUBNEEZ – 嬉しい感想と思いが聞けて良かったです!
既存のALANさんのファンの方々にも、よりダンスミュージックを知っていただけるように我々も頑張ります!!
今年のEDC Las Vegasにも行かれたそうですが、現地での感想などありますか?
ALAN SHIRAHAMA – 今年のEDC Las Vegasにも行って日本とやっぱり違うなと感じたことがあって、BassPodというDubstepを中心としたステージがあって、そこには3万人くらいの人が集まってめちゃくちゃ盛り上がっていて、アメリカとかだとダンスミュージックの中でも本当にDubstepはメインジャンルに入るんだなって体感しましたね。
よくSO-SOくんと、Zero Tokyoがベースミュージックのイベントで埋まるくらいは目指したいねと話したりしますね。
お互い頑張りましょう!
DUBNEEZ – そうですね…! まだ国内のベースミュージックシーンは伸び代があると我々も信じていますし、DUBNEEZとしても今後イベントを開催する予定ですので少しでも貢献できたらなと思います!
ALANさんご自身としての、今後の展望や計画などはありますか?
ALAN SHIRAHAMA – アルバムのリリースを計画しています。今12ヶ月連続でリリースしている楽曲をまとめて、かつ新曲入れたアルバムリリースをできたらなと思っています。
DJをする時だとBass Houseが6割で、Dubstepが4割ぐらいな感じなんですけど、Hard Technoとかにも挑戦してみたいですし、Progressive Houseが元々好きなので、Progressive Houseの歌モノも作り続けたいですね。
DUBNEEZ – 我々もアルバムが発表されるのを楽しみにしています☺️
本日はありがとうございました。一緒に日本のベースミュージックシーンを広げていきましょう!!
ALAN SHIRAHAMA 「THE VOW」楽曲コメント
今回はメロディックダブステップにチャレンジしました。
元々このような叙情的な曲も欲しいとずっと思っていたのですが、先ずは自分のスタイルとして強いダブステップや重たいベースハウスなど刺激の強いものをリリースした上でやるからこそ意味があると思っていたのでこのタイミングでのリリースとなりました。
Reaching for the sky などでも共作をしている Daniel Durn と Katrine Neya Klith とのコライトをしながらサウンド面では打ち込み一本では限界があったのでギターは生演奏で数々のポップスを一緒に作ってきた盟友でもある Hi-yunK(BACK-ON)にギターを生で入れてもらいました。
歌詞の中身は VOW=誓い、純白なラブソングとなっています。 ずっと真っ直ぐに愛を育ててきた二人を描いていて、ウェディングソングにもなり得るような曲をこのサウンドで表現したいと思いました。
ジャケ写ではピュアな高校生の男女の恋をあえて日本ぽく表現していて、 僕の中では歌の主人公の二人の過去を表しているようなノスタルジックな気持ちになるような印象を持たせました。
全体的には甘くて叙情的なメロディーに愛の溢れる歌詞を ALAN SHIRAHAMA らしさもある強いビートの上に乗せた、 新たな一面を見せる楽曲になったと思います。
今思い浮かぶ大切な人を想いながら聴いて欲しい一曲です。
リリース概要
ALAN SHIRAHAMA
9th Digital Single
「THE VOW」(読み:ザ ボウ) 2024.9.27(金)New Release!!
各国0:00〜配信開始(LDH Records)
【Streaming & Download】
https://lnk.to/alan-thevow
リリース記念キャンペーン
9/27(金)配信開始の 9th Digital Single 『THE VOW』のリリースを記念して、各サービスでのキャンペーン実施が決定しました!
詳細をご確認いただき、奮ってご参加ください!
リリース配信キャンペーン
https://m.tribe-m.jp/news/detail?news_id=48435
12ヶ月連続リリースダウンロードキャンペーン
https://m.tribe-m.jp/news/detail?news_id=48437
関連リンク
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