【特集】LAXX – Step Fiveリリース記念！ Stepシリーズ特集

2024年5月12日2024年12月9日

2024年5月8日に、LAXX – Step Fiveがリリースしたことを記念して、10年以上の歴史を誇るLAXXのStepシリーズの楽曲についての特集記事を作成しました。
現行のDubstepを語る上で、Stepシリーズは重要な楽曲となっています。
LAXXとはどんなアーティストなのか。このStepシリーズとはなんなのか解説していこうと思います。
そしてLAXX本人からコメントを頂いたので、それも紹介したいと思います。
レッツステップ！！

LAXXってどんなアーティスト？

この投稿をInstagramで見る

LAXX(@laxx)がシェアした投稿

LAXXは、イギリス生まれ、現在はアメリカの東海岸を拠点に活動するDubstep, Trapアーティストです。
LINKという別名義でHard Danceアーティストとしても活動しています。
他にも、映画のサウンドトラック等も手掛けています。

主に、Never Say Die Records（現在は終了）を中心に曲をリリースしていました。
LAXXは常に新しい音楽に挑戦し続けているアーティストであり、一概にDubstep, Trapアーティストと言っても、様々なジャンルの音楽を融合させたハイブリッドな楽曲を作っているアーティストです。
(自分の曲はTwitchというジャンルだとも力説してました。)
どの楽曲も癖になる特徴があって素晴らしいです！

ちなみに日本でも2017年に東京で来日公演しています。
（筆者も行きましたが、激ヤバブチアガりでした⤴︎）

この投稿をInstagramで見る

LAXX(@laxx)がシェアした投稿

7.22 (SAT) N_U_O presents @LAXX

ついに今週土曜日開催📅@nuo_sound のレジデント @SHOHO_SQUAD が選ぶ、LAXX のおさえておくべきトラック3選のニュースをアップ🎧

👉https://t.co/mpVtioabZq pic.twitter.com/4pzdXRFCRv
— WOMB official (@WOMB_Tokyo) July 18, 2017

Stepシリーズ曲紹介

1. LAXX – Step One

記念すべきStepシリーズ1曲目、Step One(ステップワン)。
2014年2月24日に、Never Say Die Recordsからリリースされた自身のEP「Step One EP」のタイトル曲です。

Trap調のビートに「テッ→ テッ⤴︎ テッ↘︎ テッ↘︎」とシンプルなメロディーが乗っているドロップが特徴で、めちゃくちゃシンプルで頭に残る癖になる曲になっています！
後述するStepシリーズの曲の全てに当てはまる特徴として、このシンプルな雰囲気が全曲通してあります。

そしてなんと、作った経緯をLAXX本人から直接聞くことができました！！

DUBNEEZ

Stepシリーズはどのような経緯で作ったのですか？

LAXX

実はStepシリーズは偶然思いついたアイデアから始まったんだよね。
”Step One”は俺が思いつく限り1番シンプルなアイデアだった。
半音階ずつ上がっていくブラスのイントロと、それからそのメロディーをベースにちょっと変化を加えたドロップ。
で俺は毎回の”Stepシリーズ”を(Step Fiveに至るまで)そのスタイル縛りで作ってる。
シンプルなメロディーのドロップと、それと同じメロディーのブラスのイントロ。
これをベースに色んな変化も付けられるからね！
作った曲が”Step”に値するかどうかは自分で聴いた時の感情で分かるね。イントロからビルドまでじわじわ持ち上げてから、ドロップのリードで屋根が吹っ飛ぶくらい爆発させる感じでないとダメだ！

というような返答を頂けました！
LAXX氏、貴重なお話ありがとうございます🙏

そして、シンプルゆえに、ダブルドロップにもピッタリの作りになっています。
特にSKisMがこのMixでやった 8:05- からのSKisM & LAXX – Hostile (Eptic Remix)とのダブルドロップが筆者は印象に残っています。
皆さんもStep Oneを使ってダブルドロップやってみましょう！！

SKisM · Black Label XL – Mixed By SKisM

SoundCluodとSpotifyは下記から

LAXX · Step One

2. LAXX – Step Two

Stepシリーズ2曲目、Step Two（ステップツー）。
2014年4月21日に、Never Say Die Recordsからリリースされた自身のEP「Step Two EP」のタイトル曲です。
後日リリースされた同レーベルのコンピレーションアルバム、「Never Say Die, Vol.3」にも収録されています。

Step TwoはStep Oneがリリースしてから2ヶ月後にリリースされており、かなり前からこのシリーズの構想があったそうです。
曲もStep Oneと比べて音が少しリッチになっており、ビートもDubstep調になっています。
メロディも上から下がっていく感じの繰り返しで、これまた癖になります！

それと、Never Say Die, Vol.3のSKisMのプロモMixで一番最初にやっている、MUST DIE! – Gem Shardsとのダブルドロップが筆者は印象に残っています！